皆さんこんにちは。お久しぶりです。看護師の若杉です。今回は秋に入ったばかりで、夏の間、旅をお休みしていたレオ君の変わりに別の子がブログに登場です。まずは、自己紹介から。
私の名前は”みく”。若杉家の長老16歳のおばあちゃんです。皆さん見慣れない顔で驚いているかと思いますが、”デボンレックス”という種類の猫です。抱っこ大好きの甘えん坊です。こんな私に昨年大変なことが起きました!事の発端は病院でシャンプーをしてもらいスッキリしたところから…
いつものように膝の上で仰向けにゴロゴロしてもらっていたところ、お腹の下の方に小さなしこりを発見、すぐに細胞診。あんまり良くないものとのことですぐに手術の日程を取ってもらいました。しこりをとって病理組織検査へ、結果は
乳腺癌。その後、腫瘍ができたら取りを繰り返し合計4回手術してもらいました。お腹には乳頭は無く、傷だらけになってしまいましたが元気に生活しています。今のところ再発も無いようです。肺への転移の可能性もあるので様子を見てもらっています。
猫の乳腺腫瘍は、そのほとんどが悪性の乳腺癌です。最大の予防法は、初回発情前の避妊手術なのです。発情回数が増えるごとに乳腺腫瘍になる確率は上がっていきます。猫を飼っている皆さん、避妊手術は赤ちゃんを産ませなくするだけではありません。可愛い猫ちゃんの健康をまもるために早めの手術をお勧めします。